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メールマガジン「中小企業のための会計・税務お役立ち講座」の2004年7・8月のバックナンバーのページです。

●Vol.12号 (2004年 8月21日号)
●Vol.11号 (2004年 8月 2日号)
●Vol.10号 (2004年 7月21日号)
 


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        中小企業のための会計・税務お役立ち講座

                    Vol.12号 (2004年 8月21日号)
                         《不定期発行》

                        発行者:青山 恒夫
                       (公認会計士、税理士)
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 明日は朝からセミナーだというのにメルマガを書き始めてしまった。
 それに女子サッカーも対アメリカ戦も始まろうとしている。
 さあ〜、どうしよう。

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          新規設立会社と会計ソフトについて
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 ちょっとしたネタを見つけたので発信します。

 私のクライアントなのですが、今年の5/20日に会社設立をしました。
 事業年度は10/1日から9/30日の9月決算の会社です。

 そして、初めから会計ソフトを導入したのですが、そのときに事業年度を
5/20日からと設定しました(私ではないです。○原さんです)
 そうして仕訳の入力は何も問題なかったのですが、月次で元帳などを出して
みると何かおかしいのです。
 5月の取引と6月の取引がまじって6月の締めに計上されているのです。

 何だろうと思ってよくみると、5/20から6/19日で「月次」を集計している
んですね。

 別に直し方はありますのでいいんですが、こういうことが起きるとは知りま
せんでした。

 そこで、教訓。

 皆様、会社を設立して設立日が○月1日ではないときには、事業年度の設定は
3月決算であれば設立日に関係なく、4/1日から3/31日と設定してくださいね。
 そして、8月設立なら8月のデータから入力するようにしてください。


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            会計セミナーのご案内
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 当事務所が今後開催するセミナー情報です。
 ご関心とご都合があう方は参加していただければ嬉しい限りです。

 (1)連結財務諸表入門セミナー
 【開催日時・場所】
  8月28日(土)秋葉原10時〜17時(6時間) 

 連結財務諸表の基礎を1日かけまして解説していきます。

 【詳細について】
 申込方法等の詳細につきましては次のページをご覧頂けますよう、御願い
いたします。
http://www.aoyamaoffice.jp/service/renketu_seminar1.htm


 (2)管理会計入門セミナー
 【開催日時・場所】
  9月11日(土)秋葉原10時〜17時(6時間) 

 経営に貢献する会計という観点から管理会計の解説をしていきます。

 【詳細について】
 申込方法等の詳細につきましては次のページをご覧頂けますよう、御願い
いたします。
 http://www.aoyamaoffice.jp/service/kanrikaikei_seminar1.htm


 (3)月次決算と月次経営分析セミナー
 【開催日時・場所】
  9月23日(木)秋葉原10時〜17時(6時間) 

 月次決算の進め方と月次決算結果を分析する手法を解説していきます。

 【詳細について】
 申込方法等の詳細につきましては次のページをご覧頂けますよう、御願い
いたします。
  http://www.aoyamaoffice.jp/service/getuzi_seminar2.htm


┌ ■編集後記■ ──────────────────────────┐
└─────────────────────────────────┘
 ということで明日は早いですので、女子サッカーも見たいのは山々なので
すが、もう寝ます。おやすみなさい

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ご意見・ご感想をお待ちしております (melmaga2@aoyamaoffice.jp)

会計について知りたいテーマなどがありましたら、お知らせ下さい。

文章中でわからない表現や用語、疑問に思う表現などがありましたら、
ご質問くださるよう御願いいたします。

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このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000130002.htm
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                    青山公認会計士事務所
                      青山 恒夫
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                    〒116-0013
                    東京都荒川区西日暮里5-14-10
                      サンライズビル601
                        TEL:03-3803-5724
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 もう一つメールマガジンを発行しています。こちらもお時間がありましたら
見ていただけると嬉しいです。
 「ゼミナール企業会計入門」:http://www.mag2.com/m/0000120951.htm

 内容は連結財務諸表、四半期情報開示、減損会計など株式上場企業の経理担
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 さらにもう一つ、会計とITの仕組みを変えることにより、経営基盤を強化
し、継続的成長を実現するという基本コンセプトを内容としますメルマガを
発行しています。
「会計とITを変えれば経営も変わる」
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 気が付きましたら7月は一度しか、このメールマガジンを発行していませ
んでしたので、早々に発信しますね。
 このメルマガは不定期発行としていますが、月2回は発行する予定でいます。


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                           月次決算の会計処理
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前号で月次決算を行い意味について私の考えを述べてみました。

 復習のつもりで、もう一度書いておきますと、

 月次決算で一番重要なことは「月次決算を早期に完了させ、月次検討会を開
催し、実質的な議論を行う」仕組みを作ることです。

 とはいっても、経理担当者からは「私は何をすればいいの」という声が聞こ
えてきそうですので、今号では月次決算の会計処理について書いてみます。


●月次決算は作成は義務ではない
 年度決算は商法や税法の関係で作成しなければなりませんが、月次決算は行
おうが行わうかは会社の自由です。
 そのため、月次決算でどのような会計処理をするかも会社が自由に決めれば
いいことです。
  これがまずスタートになります。


●売上、仕入は月次決算でもきっちり処理しましょう
 どの会計処理を会社が行うかは会社の自由ですが、どうせ月次決算をするな
ら、会社の本業でいくら儲かっているのか、損しているのかをしっかり把握す
るために売上と仕入は当月分はちゃんと処理するべきです。

 ここで大切なポイントは売上は商品などを得意先に納めた月に、仕入は仕入
先から商品などを自社が受け取った月に計上することです。会計の難しい用語
でいいますと「売上と仕入は発生主義で計上する」ということになります。

 発生主義の反対が現金主義です。現金主義は文字通り、現金を受け取ったと
きに売上を計上する、あるいは現金を支払ったときに仕入を計上するという処
理方法をいいます。

 現金主義が月次決算に向きません。なぜなら、単純な例を上げますと今月に
商品800を仕入れて今月にその商品を1000で売ったとします。そして、売上代
金は翌月入金、仕入代金は今月支払としますと、現金主義では今月の売上は0、
仕入は800で、結局800の損失が計上されます。
 翌月は売上代金は入金がありますので1000、仕入代金は支払っていますので
0で結局1000の利益が計上されます。

 なにかおかしいですよね。

 ちなみに売上代金が今月に入金され、支払代金も今月に支払ったとしますと、
売上1000で仕入800で今月に支払ったとしますと今月の利益は差引きで200とな
ります。


 おわかりでしょうか。

 現金主義の場合は入金条件や支払条件で月々の売上や仕入の金額が変わって
きてしまうのです。
 ですから、例えば製造業の会社では現金主義で売上を立てているとしますと
、工員の人たちが一生懸命に頑張って働いて納期までに得意先に納品しても、
製品の代金が翌月以降の入金としますと、売上は0,原価は給与などが発生し、
結局給与などの経費分だけ損失が生じることになってしまう訳なんです。


 これ以上書きますと、しつこくなりますので、まとめますが月次決算をする
なら、本業の儲けである粗利(売上総利益)を実態が反映するように「発生主
義」で処理しましょう。


●そんなこと言ったって請求書が集まらない
 「発生主義」で記帳しましょうといいますと、よく言われるのが「請求書は
翌月の初めに集まらない。翌月20日ぐらいにならないと確かな金額がわからな
い」、また希ですが「交渉がまとまらず単価が決定していない」ということも
あります。

 こうした場合、販売担当者や仕入担当者をまきこんで「月次決算の迅速化」
を話し合ってもいいのですが、そこまではできない場合には、会計ソフトから
離れてエクセルなどで当月の月次損益計算書を作成するのも一つの方法です。

 つまり、過去の単価や概算単価を用いてエクセルで売上高を集計するという
ものです。エクセルでの集計ですので、会計ソフトで入力したらそれが請求ま
でいってしまうこともありません。

 月次決算は利益の金額を1円単位まで正確に計算しなければならないという
ものではなく、当月の状況を概算もいいから1日でも早く知りたい、そして迅
速に取るべき手だてを講じたいというものですから、何も会計ソフトでなくて
もエクセルで月次損益計算書を作成してもかまわないのです。

 ただし、一つ問題点を指摘しますと、会計ソフトで概算で売上を計上します
と、後に決定金額への修正が必要となりますので、概算計上額と決定金額がか
なり違っていますとすぐに気が付きます。
 ですが、エクセルでは月次損益計算書を作成しただけで後に修正といったこ
とは通常はしませんので、概算計上額と決定金額がかなり違っていまても気が
付かずにすぎてしまうこともあります。
 
 何が言いたいのかといいますと、希望的観測が強すぎる営業担当者には注意
しましょうということです。経理は資金繰りなども行わなければならないため、
その点には気を付けてください。



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 当会計事務所では次のようなセミナーを予定しております。

 (1)キャッシュフロー計算書作成セミナー
 【開催日時・場所】
  8月3日(火)午前10時〜16時(5時間) 
  東京都中小企業振興公社(秋葉原)

 【詳細について】
 申込方法等の詳細につきましては次のページをご覧頂けますよう、御願い
いたします。
 http://www.aoyamaoffice.jp/service/cf_seminar.htm


 (2)勘定科目別経理知識解説セミナー
  基本的には同じ内容のセミナーを3回開催します。
  ご都合のよい日程を選択くださればよいでしょう。
  1)8月19日(木)秋葉原13:30〜16:00
  2)8月21日(土)秋葉原9:30〜12:00

 【詳細について】
 申込方法等の詳細につきましては次のページをご覧頂けますよう、御願い
いたします。
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 (3)連結財務諸表入門セミナー
 【開催日時・場所】
  8月28日(土)秋葉原午前10時〜17時(6時間) 

 【詳細について】
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いたします。
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┌ ■編集後記■ ──────────────────────────┐
└─────────────────────────────────┘
 8月に入りました。どうにか仕事も落ち着いてきましたので、ゆっくりと
充電したいと思います。
 オリンピックの方も始まりますが、スタジアムなどの設備の建築は間に合
うのでしょうか。何とも心配です。

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細は下記のページに記載してあります。
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 東京は昨日は最高気温39.5度を記録したとのこと。私もエアコンのタイマー
が切れると目が覚め、再度タイマーの設定をするということを繰り返しています。

 東京の猛暑は湾岸に立ち並ぶ高層ビル群が海風を遮っているということも要
因にあるようですね。といいながら、私自身もエアコンを付けて熱気を外にば
らまいていますが・・・。

さて、今回のテーマは月次決算です。

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               月次決算にチャレンジしましょう
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●月次決算とは
 月次決算とは毎月ごとに決算を行うことです。月次決算は会社が行うが行わ
ないかはそれは会社の自由です。
 年度決算は自社の一年間の業績を把握するという意味もありますが、それ以
上に商法上の決算書や、もっと身近では税務申告書を作成・申告するために必
ず行わなければなりません。

 これに対して月次決算はそうした外部に報告するという義務はなく、あくま
で会社が「現在、どんな状況にあって今度どんな手だてを打たなければならな
いのか」を把握するという、経営管理目的のみに行う決算です。

 ここに大きな違いがあります。

 そのために大事なポイントは、
 (1)月次決算は遅くても翌月10日ぐらいまでには完了させること
 (2)月次決算を完了させたら、全社あげての月次検討会(経営会議)を行うこと

  です。

 上の2点は関連しています。つまり、月次決算の目的は「現状の問題点や課
題を発見すること」ですから、6月月次決算の結果が7/20日過ぎに出てきても、
もう7月は半分以上過ぎていて「現状の問題点等」を発見するには遅すぎるこ
とになります。
 また、月次決算の結果として「今後打つべき手を決定する必要がありますの
で、これも同じで「今後打つべき手」も7/20日ぐらいになっても、遅いわけで
す。

 そのため、

 現実的には困難だとしても理想的には6月月次決算は7/3日ぐらいには完了し、
7/5には月次検討会議を開催し、6月で把握した問題点や課題を議論し、7月に
行うべき行動計画や達成すべき目標を決定するのがベストです。

 いわばよく使われるPDCA(計画・実行・チェック・行動)サイクルを月
次決算でも行うことが大事になってくるわけです。もともと月次決算では税務
署などに決算書を提出するために行っているわけではなく、自社の経営管理の
ために行っているのですから、経営管理の大きな原則であるPDCAサイクル
を回すというのは当然といえば当然の話になるといえます。


●月次決算で行う会計処理
 そのため、月次決算を始めましょうといいますと、経理担当者からは「どん
な決算処理が必要となるのですか」という質問が来ますが、一番大事なことは
どんな決算処理をしなければ月次決算書が作れないのかというよりも、月次決
算を行い、その結果をもとに月次検討会を行うという全社的な仕組みを経営者
を交えて作り上げることです。

 経理担当者からすれば営業や購買の担当者に毎月決算資料を提出もらうよう
御願いしなければならないのかと頭を痛めることと思いますが、もし、月次検
討会がしっかり行われて、そこで営業や購買などの問題点が経営者も交えて議
論されるとなればいろいろな資料も黙っていても出てきます。
 また、そうした議論の過程で自社にとってどんな数字が必要かも自然と固ま
ってきます。

 つまり、月次決算でどんな数字が必要なのか、言い換えますとどんな数字を
月次でまとめなければいけないのかが自然と会社内部で了承されてきます。

 そのため、経理担当者が一人でどんな決算処理をすればいいのかあまり悩み
過ぎなくてもいいのではと思います。

 とは言っても「それでは漠然としてよくわからない」ことも事実でしょうか
ら、次号では月次決算での決算処理について書いてみることにします。


●最後に
 最後に繰り返しになりますが、月次決算で一番重要なことは「月次決算を早
期に完了させ、月次検討会を開催し、実質的な議論を行う」仕組みを作ること
です。


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 当会計事務所では次のようなセミナーを予定しております。

 (1)キャッシュフロー計算書入門セミナー
  7月29日 東京都中小企業振興公社(秋葉原)13:30〜16:00

 【受講料】5,000円(消費税込み)

 【詳細について】
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 (2)キャッシュフロー計算書作成セミナー
 【開催日時・場所】
  8月3日(火)午前10時〜16時(5時間) 
  東京都中小企業振興公社(秋葉原)

 【受講料】10,000円(消費税込み)

 【詳細について】
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 (3)連結財務諸表入門セミナー
 【開催日時・場所】
  8月28日(土)午前10時〜17時(6時間) 
  東京都中小企業振興公社(秋葉原)

 【受講料】15,000円(消費税込み)

 【詳細について】
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┌ ■編集後記■ ──────────────────────────┐
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 明日から2日間、OBCで販売管理ソフトのインストラクター研修を受け
てきます。パソコンソフトの研修で2日間時間を取られるのは痛いですが、
缶詰になってカシャカシャ一つのソフトをいじるのは私みたいに移り気な人
間にとってはいい方法だと自分では納得させています。
 もし、このメルマガを購読されている方で参加される方がいらっしゃいま
したらお声をかけてください。一番後ろに座っているオジサンが私です。

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